木鐸社

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『年報政治学2014-Ⅱ政治学におけるガバナンス論の現在』

日本政治学会編集 A5判352頁定価:本体5000円+税 ISBN978-4-8332-2483-3 C3331
2015年1月10日発売

2008年度より年2回刊行になりました。引き続き御購読賜りますよう御願い致します。

内容紹介

 近年のガバナンス論の盛況は、現代が変化・移行の時代、変容とパラダイム転換の時代であるという広範な合意から成り立っている。
 本号の特集論文は、ガバナンスをめぐる多様な研究対象・分析レベルに及び、示唆に富む緻密な議論が展開されている。日本の政治学界において、どのような関心からガバナンスの問題が取り上げられ、どのような新たな分析枠組みや理論モデルが提起されているのかを知るうえで、示唆に富む。 

目次
はじめに 吉野 篤
<特集論文>
税制改革と民主主義ガバナンス 木寺 元
日本の基礎自治体ガバナンスにおける無作為型市民参加の研究:政策評価における取組を中心として 長野 基
好意の規定因としての対人環境とメディア:有権者意識における政党の競合と成長 白崎 護
大統領制化と政党政治のガバナンス 岩崎 正洋
コーポレート・ガバナンスの政治学:三つの「I」のアプローチ 西岡 晋
ポスト・コンフリクト社会のガバナンスを考える:イラクを事例に 山尾 大
ガバナンスにおけるパートナーシップ:ナショナルとグローバル両レベルでの実践と理論 杉浦 功一
<公募論文>
地方議員の立法活動:議員提出議案の実証分析 築山 宏樹
推論的ジレンマと司法審査の正当性 斉藤 尚
伊藤博文の「立法」観:「協賛」をめぐる一考察 久保田 哲
十分性説における閾値:分配的正義論における平等主義への疑念 保田 幸子
植民地統治における開発への思想的転換:貧困の発見と革新主義 五十嵐 元道
2014年度学界展望 文献委員会
2014年度日本政治学会総会・研究大会日程 事務局
論文投稿規程 事務局
査読委員会規程 事務局

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