木鐸社

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『選挙研究』第30巻第2号

日本選挙学会編集 B5判180頁定価:本体3500円+税 ISBN978-4-8332-2481-9 C3031
2014年12月18日刊行

2008年度より年2回刊行になりました。引き続き御購読賜りますよう御願い致します。

内容紹介

 近年我が国の政治は,2009年総選挙で民主党等による政権交代,2012年総選挙・2013年参議院選挙で自民党・公明党の政権復帰を経験した。この激動期を検証することは,選挙研究者の使命の1つである。本号は,「近年の国政選挙と政党・政治家・有権者の変容」というテーマで、2014年度日本選挙学会研究会で報告された関連の論文・研究を中心に据えた。

目次
はじめに 谷口 尚子
<特集 近年の国政選挙と政党・政治家・有権者の変容>
保革イデオロギーの影響力低下と年齢 竹中 佳彦
政権交代と国会議員の政策選択:2012年選挙における自民党議員の政策選好 建林 正彦
自民党の組織構造と首相の権力 高安 健将
批判的思考態度・リスクに対する態度と投票行動:2012年衆議院選挙と2013年参議院選挙のSwing vote分析 三浦 麻子
楠見 孝
Bicameralism vs. Parliamentarism: Lessons from Japan’s Twisted Diet Michael F. Thies
矢内 勇生
インターネット選挙運動と公職選挙法 湯淺 墾道
国会議員の政策選好としての地方分権改革 梶原 晶
2013年参議院選挙におけるソーシャルメディア:候補者たちは何を「つぶやいた」のか 上ノ原 秀晃
<書評セッション>
上神貴佳・堤 英敬編『民主党の組織と政策』 堤 英敬
成廣 孝
小宮 京
平野 浩
<書評>
御厨 貴・牧原 出・佐藤 信著『政権交代を超えて: 政治改革の20年』岩波書店,2013
飯尾 潤編『政権交代と政党政治: 歴史のなかの日本政治6』中央公論新社,2013
上川 龍之進
小林良彰・岡田陽介・鷲田任邦・金 兌希著『代議制民主主義の比較研究:日米韓3ケ国における民主主義の実証分析』慶應義塾大学出版会,2014 河田 潤一
坂井豊貴著『社会的選択理論への招待: 投票と多数決の科学』日本評論社,2013 宇佐美 誠
荒井紀一郎著『参加のメカニズム: 民主主義に適応する市民の動態』木鐸社,2014 三船 毅
平林紀子著『マーケティング・デモクラシー:世論と向き合う現代米国政治の戦略技術』春風社,2014 渡辺 将人
樋口耕一 著 『社会調査のための計量テキスト分析: 内容分析の継承と発展を目指して』ナカニシヤ出版,2014 稲増 一憲

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