『アメリカ行政活動検査院:統治機構における評価機能の誕生』
英題:The U.S. Government Accountability Office: Emergence of Evaluation Function in the U.S. Governmental System
A5判208頁定価:本体3500円+税 ISBN978-4-8332-2421-5 C3031
2010年2月15日刊行
著者紹介
益田 直子 (ますだ なおこ)
1975年 北海道生まれ
1998年 立教大学法学部卒業(内1996~1997年 比国アテネオ・デ・マニラ大学)
国際協力銀行(旧 海外経済協力基金)(~2002年)
2008年 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了 博士(法学)
(内 2005~2006年 米国ペンシルベニア州立大学大学院)
現在(2009年) 総務省行政評価局評価監視調査官
論 文「行政権力の新しい統制に向けて上・下」『季刊行政管理研究126号,127号
目次 | |
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第Ⅰ章 問題の所在 | |
Ⅰ・1 GAOとは何か―「監視」・「洞察」・「予見」 Ⅰ・2 GAO活動の変容 Ⅰ・3 本研究の課題と位置付け |
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第Ⅱ章 GAOの制度史 | |
Ⅱ・1 GAOの現在の活動 Ⅱ・2 GAOの機能変化の経緯 Ⅱ・3 GAOと議会との関係の変化の経緯 Ⅱ・4 会計検査院( the General Accounting Office) から行政活動検査院 ( the Government Accountability Office )へ |
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第Ⅲ章 仮説 | |
Ⅲ・1 政治・社会的要因(第1観点) Ⅲ・2 GAOの内部要因(第2観点) Ⅲ・3 要因としての検査院長(第3観点) |
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第Ⅳ章 既存理論の検討 | |
Ⅳ・1 アカウンタビリティ理論 Ⅳ・2 評価研究 Ⅳ・3 GAOの歴史研究 |
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第Ⅴ章 検証 | |
Ⅴ・1 政治・社会的要因(第1観点) Ⅴ・2 GAOの内部要因(第2観点) Ⅴ・3 要因としての検査院長(第3観点) Ⅴ・4 対抗説明と退ける理由 Ⅴ・5 因果関係に影響を与える要因 |
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第Ⅵ章 結論 | |
Ⅵ・1 行政権力の新しい統制に向けて Ⅵ・2 GAOの経験の意義について |
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引用文献 | |
補図1・2 | |
あとがき | |
アブストラクト | |
索引 |