『選挙研究』第24巻2号
日本選挙学会編集 B5判148頁定価:本体3500円+税 ISBN978-4-8332-2414-7 C3031
2009年2月28日刊行
2008年度より年2回刊行になりました。引き続き御購読賜りますよう御願い致します。
内容紹介
従来韓国大統領選挙は,与野党が接戦になる傾向が強く2007年の大統領選が逸脱選挙なのかどうか,過去の大統領選挙からの連続性,とくに有権者の意識変化などにも着目して分析。選挙法というルールがどこに行こうとしているのか,法律の分野から考える。アメリカの選挙資金規正法を紹介。
目次 | |
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はじめに | 河村 和徳 |
<独立論文> | |
投票行動に及ぼす対人接触とマスメディアの影響 ―CNEPデータの分析― | 白崎 護 |
<特集1 2007年韓国大統領選挙> | |
分裂と統合の韓国政治:第17代大統領選挙(2007年12月)に対する分析 | 朴 賛郁 浅羽 祐樹 |
Comparing the 16th and 17th Korean Presidential Elections: Candidate Strengths, Campaign Issues, and Region-Centered Voting | Byoung Kwon Sohn |
<特集2 選挙法をめぐる近年の議論> | |
被選挙権の法的性質をめぐる近時の議論 | 湯淺 墾道 | 上院の選挙法原則・選挙方法と憲法 | 新井 誠 |
地方選挙における電子投票をめぐる争訟 ―岐阜県可児市電子投票選挙無効訴訟判 | 柳瀬 昇 |
投票における身分証明書提示要件と合衆国憲法 | 金星 直規 |
<特集3 紹介> | |
選挙資金規正法と表現の自由 | 東川 浩二 |
<資料> | |
最近の選挙結果 | 三船 毅 |
<書評> | |
Arend Lijphart, Thinking about Democracy: Power Sharing and Majority Rule in Theory and Practice | 粕谷 祐子 |
山口二郎著『ポスト戦後政治への対抗軸』 | 高安 健将 |
羅 一慶著『日本の市民社会におけるNPOと市民参加』 | 木村 高宏 |