『権利論』〔増補版〕
原題:Taking Right Seriously, 2001
A5判・400頁・定価:本体4000円+税 ISBN4-8332-2326-0 C3032
2003年2月3日発行
著者紹介
<著者>
ロナルド・ドゥウォーキン(Ronald Dworkin)
『平等とは何か』木鐸社,2002年
『法の帝国』未来社,1995年
『ライフズ・ドミニオン・中絶と尊厳死そして個人の自由』信山社,1998年
『自由の法』木鐸社,1999年
<翻訳>
小林 公
木下 毅
野坂 泰司
内容紹介
Ⅰ・Ⅱルールのモデル Ⅲ難解な事案 Ⅳ憲法上の事案 Ⅴ正義と権利 Ⅵ権利の尊重 Ⅶ市民的不服従 Ⅷ逆差別 エピローグ 正義,市民的不服従,人種差別などを論じながら,功利主義に対し「平等な尊重と配慮」を受ける自然権の優位を主張する。三羽烏のうちロールズ,ノージック亡きあと,独り気を吐いている。このたび序・序章を加え,『権利論』Ⅱ(小社刊)と併せ,原著が完訳する。現代法哲学の代表的名著の一つ。