木鐸社

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『戦前日本における民主化の挫折』

A5判・304頁・3500円 発行:2002年2月 ISBN4-8332-2316-3 C3031

著者紹介

竹中 治堅(たけなか はるかた)
政策研究大学院大学助教授

内容紹介

■民主化途上体制崩壊の分析
1918年に成立した我が国の政党内閣の政治体制を民主体制でも権威主義体制でもない民主化途上体制と規定し,ハンティントン等の手法を用いた比較政治学による民主化論・体制変動論の枠組で捉え,その崩壊原因を分析する政治理論史的考察。

目次
第一章 民主化途上体制崩壊を分析する仮説
第二章 民主化途上体制による統治:一九一八年~一九三二年
第三章 体制変動論に基づく分析
第四章 政治制度からの影響
第五章 民主化途上体制 一九一八年~一九二六年:政党内閣の優位
第六章 民主化途上体制 一九二六年~一九二九年:軍部の挑戦の開始
第七章 民主化途上体制 一九二九年~一九三二年:危機と体制の崩壊
第八章 結論

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